Vue.js入門第3回。様々なデータを扱う方法をまとめます。
はじめに
Vue.jsではdataオブジェクトで画面の描画に必要なデータを管理します。
今回はdataオブジェクトに保存されている各種データを表示したいと思います。
ソースコード
解説
Javascriptでid属性のappの要素配下をVueインスタンスとして生成します。
生成したdataオブジェクトに基本的な文字列データ、数値データ、オブジェクト、配列を設定します。
new Vue({
el: '#app',
data: {
message: 'Hello Vue.js',
count: 0,
user: {
lastName: 'Yamada',
firstName: 'Taro',
prefecture: 'Tokyo'
},
colors: ['Red', 'Green', 'Blue']
}
})
HTMLにマスタッシュ構文({{ }})でdataオブジェクトに設定したデータを表示させています。
inputタグなど値が属性の場合はv-bindディレクティブではめ込むことが出来ます。(ディレクティブはv-xxxの総称)
最後の行はVue.jsの読み込みです。
<div id="app">
<p>{{ message }}</p>
<p>{{ count }}</p>
<p>{{ user.prefecture }}</p>p>
<p>{{ colors[1] }}</p>
<input type="text" v-bind:value="user.lastName + user.firstName">
</div>
<script src="https://cdn.jsdelivr.net/npm/vue@2.5.22/dist/vue.js"></script>
まとめ
dataオブジェクトで取り扱うデータや状態を管理し、マスタッシュ構文、v-bindディレクティブでHTML上に出力することができます。
v-bindの他にv-model、v-onceディレクティブでも表示させることが出来ます。
それぞれの違いは別途まとめます。